相手の昇格を阻止し、2部残留を決めたMF田坂祐介【写真:Getty Images】
【ボーフム 3-1 インゴルシュタット ブンデスリーガ2部 第32節】
ドイツ・ブンデスリーガ2部の第32節が現地時間の10日に開催され、MF田坂祐介の所属するボーフムはホームで首位インゴルシュタットと対戦して3-1で勝利している。
後半戦から元ニュルンベルク監督でMF長谷部誠、清武弘嗣を指導した経験を持つヘルトヤン・フェルベーク氏に交代したボーフム。それまで主力として起用されていた田坂だったが、中断期間中に負傷。出遅れてしまい、ここまでフェルベーク新体制では出場はおろか、ベンチ入りもしていなかった。
ようやくコンディションも整い、同試合で2015年初のベンチ入りを果たした。迎えた相手は、首位のインゴルシュタット。前日の試合で2位カイザースラウテルンが敗れため、勝てば無条件で1部昇格が決まる相手だった。
試合はインゴルシュタットが32分に先制するものの、ボーフムが前半のアディショナルタイムに同点に持ち込む。
後半入り、72分に逆転弾を奪うことに成功すると77分に田坂が投入され、2015年初出場を果たした。
そして迎えた83分、田坂は今年初出場しただけでなく、ヘディングで2015年初得点となるチーム3点目を記録。試合を決定付けている。
ボーフムは、この勝利で目前での昇格決定を阻止しただけでなく、2部残留が確定した。
【了】