カルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラの第36節が現地9日に行われ、レアル・マドリーはホームでバレンシアと対戦して2-2の引き分けに持ち込んだ。
カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、記者会見で「まだ2試合残っているし両方とも勝たねばならないが、リーガはとても難しくなってしまった」と、優勝の可能性が低くなったことを認めた。
リーガ制覇から遠のいたにも拘らず、サポーターは選手達に拍手を送った。アンチェロッティ監督は「最後まで戦い続けたことはとても良かった。3回ポストに当て、PKまで外した。勝利に値したけど十分じゃない時もある。ポジティブなのはサポーターが評価してくれたということだ」と語った。
「結果には失望しているけど試合内容によって自信がついた。全力を尽くした。このプレーならチャンピオンズリーグ(CL)決勝に辿り着ける」
いとも簡単に失点を許してしまうチームの脆さに関しては「小さなミスの代償を払った。セットプレーではマークが良くなかったし、先制点は速いセンタリングだった」と述べた。
なおアンチェロッティ監督は、またもやサポーターにブーイングされたGKイケル・カシージャスについて「カシージャスは他の選手同様、良い試合をしたと思う」と擁護した。
また、ここ最近スタメンだったDFラファエル・ヴァランの欠場に関しては「昨夜は風邪を引いて熱も出ていた」と、万全な状態ではなかったと説明した。
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