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香川真司 10年前

ドルトムント2戦ぶり勝利も、香川「相手が弱かったから」。EL出場権確保へさらなる向上誓う

text by 編集部 photo by Getty Images

「あんなシュートじゃ話にならない」

――後半カウンターで運んで前に何人かいて、パス出そうとして最終的にミドルを打ったところがあったが

「あれの質であったり意識をもっと高めなきゃいけないですし、もちろんスルーパスを考えられる状況でもありましたけど、あそこでみんな引きつけてくれていたんで、交わしてシュートっていうのをちょっと慌てていたと思います。ああいう判断をもっとやっぱり徹底していかないといけないと思います」

――最初に仕掛けるというのは自分の優先順位として高くはなかった?

「まわりは3人ぐらいいたので、裏もスペースありましたし、タイミング的になかなか相手も引いちゃったから、前にスペースが出来てシュートに切り替えましたけど、枠にはせめていかなきゃいけなかったと思います」

――ミドルシュートは意識して?

「そうですね。練習でもそうですし、取り組んできた部分もあるんで、ただあんなシュートじゃ話にならないんで、しっかりと練習して行きたいと思います」

――決勝にピークを持っていかないといけないが、これからの残りの試合でどういう波を作っていこうと?

「そうですね。もう一回しっかりとコンデイションを作って、先週、今週とちょっと重さがあったり、空気的にもこの時期で一人一人難しさはあると思う。それが悪い方に行かないだけで、勝ち切って良かったんで、もう一回気を引き締めてやらなきゃいけないし、勝った分、ちょっとまだ内容に危機感を持って、決勝までしっかりと持っていきたいと思います」

――局面での判断は今でも課題

「もちろん常に課題ですし、結果論というのもありますけど、課題として一つ一つの局面にこだわっています」

【了】

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