バレンシア戦で負傷したレアル・マドリーMFトニ・クロース【写真:Getty Images】
【レアル・マドリー 2-2 バレンシア リーガエスパニョーラ第36節】
現地時間9日に行われたリーガエスパニョーラ第35節でレアル・マドリーはバレンシアと2-2で引き分けた。
直前にバルセロナがレアル・ソシエダに勝利を収めていたためマドリーにとっては痛い引き分けとなったが、さらに追い打ちをかけるようなアクシデントがこの試合で発生した。
先発したドイツ代表MFトニ・クロースがハムストリングの負傷により前半25分でアシエル・イジャラメンディとの交代でピッチを後にした。マドリーはクロアチア代表MFルカ・モドリッチも長期離脱中となっており、再び中盤に負傷者を抱えることとなってしまった。
スペイン紙『アス』によればマドリーは明日検査を行う予定だが、今季中の復帰は難しいとみているようだ。そのため、13日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのユベントス戦への出場は絶望的となった。
マドリーはバレンシア戦ではベンチから外れたフランス代表FWカリム・ベンゼマがユベントス戦に間に合うものと思われるが、今季公式戦で51試合に出場したドイツ代表MFの穴は大きい。
CL史上初の大会連覇、そして3シーズンぶりのリーガ制覇に向けてマドリーに暗雲が立ち込めている。
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