リバプールに所属するFWバロテッリ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するイタリア代表のFWマリオ・バロテッリは、母国のセリエAで再びプレーする日が来るかもしれない。
英紙『デイリー・メール』によれば、サンプドリアのマッシモ・フェレーロ会長が、バロテッリの獲得を検討していると報じられており、地元ラジオ局のインタビューでは「バロテッリには素晴らしいネームバリューをがあり、フィットするチームはいくらでもある。私はクラブの原動力として彼をサンプドリアに連れてきたい。(サミュエル・)エトーとバロテッリのコンビはファンタスティックだ」と、関心の高さが窺える発言を残している。
バロテッリは、今季開幕前にバルセロナへ渡ったFWルイス・スアレスの後釜としてミランから移籍金1600万ポンド(約30億円)でリバプールに加入。しかし、シーズンを通して目立った活躍ができておらず、リーグ戦では16試合出場でわずか1ゴールにとどまっている。
フェレーロ会長は、冬の移籍でバロテッリをローンで獲得しようとしたが、当時は失敗に終わった。夏に完全移籍で獲得するとなれば、高額な移籍金や年俸を要求される可能性があるため、サンプドリアはリバプールとバロテッリ本人に対して粘り強く交渉を進めていくと見られている。
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