4月のプレミアリーグ月間最優秀選手にアストン・ビラに所属するベルギー代表のFWクリスティアン・ベンテケ、月間最優秀監督にレスター・シティを率いるナイジェル・ピアソン監督が選出された。

　ベンテケは、4日のマンチェスター・ユナイテッド戦で1ゴール、7日のQPR戦で3ゴール、11日のトッテナム戦で1ゴールを挙げ、計4試合で5得点を記録。また、19日のFAカップ準決勝リバプール戦では、逆転勝利につながる同点ゴールを決めるなど、直近公式戦9試合で11得点を決める活躍を見せている。

　クラブの公式サイトでティム・シャーウッド監督は「クリスティアンの受賞を嬉しく思う。選手全員が彼に正しいアシストをした証拠でもあるからだ。シーズン終了まで好調が続くことを願っている」とコメント。尚、アストン・ビラはベンテケの活躍で降格圏に勝ち点2差の14位まで浮上している。

　一方、ピアソン監督は、4月の5試合を4勝1敗で乗り切り、3月終了時点で最下位に沈んでいたレスターを16位まで引き上げた。チームはウェスト・ハム、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン（WBA）、スウォンジー・シティ、バーンリーに4連勝し、現在は降格圏に勝ち点1差。

　クラブの公式サイトでピアソン監督は「このような結果を得られ、さらに受賞できたことは喜ばしい。しかし、これはチーム全体が努力した賜物である。レスターの代表として選出されたことが嬉しい」と語った。

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