マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表MFマルアン・フェライニが、8日の英紙『ミラー』に対し、今季から就任した同クラブのルイス・ファン・ハール監督の罰金ルールや練習法について語った。

　フェライニは、ファン・ハール監督が選手に対して厳密な罰金ルールを敷いていることを明かし、練習だけでなく、ミーティングや食事の際の1分の遅刻も許されないという。

「彼は最近、練習後の昼食に1分遅刻した10人の選手たち全員に罰金を科した。練習ならまだしも昼食で？　と思うかもしれないが、彼にとって集合時間は重要なことなんだ。試合中に退場した選手はもちろん、ひどいファウルをした選手にも罰金が科される」

　続けてフェライニは練習内容についても言及し、次のように語っている。

「僕らは今季、徐々に彼のやり方を吸収してきている。彼の基本は攻撃時にボールを回し、守備時には相手へプレスをかけるということ。これが反復して行われており、毎週同じ練習をしている。来季、僕らは機械的なチームになるだろう。今は慣らし運転をしているといったところだ」

　マンチェスター・ユナイテッドは35節を終えて3位アーセナルと勝ち点5差の4位につけており、5位リヴァプールとは勝ち点4差となっている。今季のプレミアリーグは残り3試合で閉幕する。

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