香川のコンディションに不安はなし
香川は前節ホッフェンハイム戦に続いての先発予想となった。負傷離脱していたキルヒが練習に復帰したことと、ブワシュチコフスキ、ロイスが欠場することを考えれば、キルヒがボランチ、ギュンドアンがトップ下という可能性も考えられないことはない。
しかしキルヒが復帰間もないこともあって、その布陣で臨むのはやはりリスクが高い。2列目はこのままキッカー紙のとおりの並びとなるのではないだろうか。ヘルタ戦で香川は先発と思われる。
ホッフェンハイム戦から約1週間経っていることもあって、負傷離脱者以外については、コンディションの面で概ね問題はないだろう。28日のDFBポカール準決勝のバイエルン戦を120分間+PK戦まで闘い抜いたことによる疲労の影響は、ヘルタ戦については、ロイスを除けば問題はないはずである。
あえて不安要素を挙げるならば、昨冬にカンプルが加入して以来、後半戦では1度もカンプル、香川、ムヒタリヤンの2列目でゲームをスタートしたことがないことぐらいだろうか。しかし普段のトレーニングはともにしているので、さほど大きな問題ではないだろう。
現在9位のドルトムントは勝ち点差で言えば、EL出場圏内の5位シャルケとは5ポイント、6位アウクスブルクとは3ポイント差となっている。7位ブレーメンとは2ポイント差ではあるが、残り3試合であることを考えれば、ヘルタ・ベルリン戦は是非とも勝利を収めたいところである。
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