ラモス、グロスクロイツ、サヒンは今季絶望
「サヒンを欠いてのシーズンの終わり」としたのは、2015年5月8日付のキッカー紙である。
9日に行われるブンデスリーガ第32節、ドルトムント対ヘルタ・ベルリンの一戦を報じるプレビューで、キッカー紙はドルトムントのMFヌリ・サヒンが今季中の復帰はないことを伝えた。
サヒンは2月28日のシャルケ戦以来、腱の問題で戦列を離れており、中盤の重要なゲームメーカーはこのまま新シーズンに備えることとなった。
シーズンの終わりも近づく中で、そしてBVBでは負傷者が増えてきている。既に2日のホッフェンハイム戦でブワシュチコフスキは前半41分に退いており、内転筋の負傷で全治3週間となっている。
ラモスは1日の練習でボールに足を乗り上げて転倒し、最長3ヶ月の重症を負った。グロスクロイツも膝の手術で今季中の復帰は無くなっている。ロイスは怪我ではないが、疲労の蓄積でヘルタ戦は欠場するとのことである。なかなかメンバーの揃わない状況で、9位ドルトムントは、13位ヘルタ・ベルリンと戦うこととなった。
30日付のキッカー紙はヘルタ・ベルリン戦のドルトムントの先発予想を次のとおりとする。布陣は4-2-3-1である。
【GK】ランゲラク、【DF】右SBドゥルム、右CBスボティッチ、左CBフンメルス、左SBシュメルツァー、【MF】ダブル・ボランチにギュンドアン、ベンダー、2列目は右からカンプル、香川真司、ムヒタリヤン、【FW】オーバメヤン。
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