子どもたちでいっぱいとなったゴール裏(2013年)【写真:Getty Images】
週末に行われるセリエA・ユベントス対カリアリでは、”子どもたちによるクルヴァ(ゴール裏)”が結成されるようだ。6日イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じた。
これは、4月26日に行われたトリノとのドリノダービーで、ユベントスのサポーターから爆発物が投げ込まれたことによる制裁の影響だ。レガ・セリエAは30日にユベントスに対して2試合のゴール裏への観客動員を禁止する処分を発表していた。
その後、ユベントスとイタリアサッカー協会(FIGC)は処分試合で子どもたちをゴール裏に招待することで合意。今回の”子どもたちによるクルヴァ”が実現した。
ユベントスは2013年12月にもゴール裏への観客動員が禁止された際に同様の試みを行なっていた。しかしながら、そのウディネーゼ戦では子どもたちからGKジェリコ・ブルキッチに対して差別的なチャントが叫ばれたとして問題となった。今回はトラブルがないことが期待されている。
【了】