チェゼーナのルカ・クラインツ【写真:Getty Images】
守備陣の強化が今夏の課題となっているミランは、チェゼーナに所属する若手CBに目をつけたようだ。伊『トゥットメルカートウェブ』が報じた。
ジェノアからのレンタルでチェゼーナに在籍しているスロベニア代表DFルカ・クラインツが、ミランの獲得候補に挙がっている。
当時16歳だったクラインツは、2011年に母国の名門マリボルからジェノアへ引き抜かれてイタリアへ渡った。しかし、在籍した2シーズンでわずか3試合しか出場できず、昨季レンタル移籍での武者修行を決意。
新天地では1年目にして26試合に出場してチームのセリエA昇格に大きく貢献すると、今季はここまで18試合に出場している。
クラインツは貴重な左利きのCBで、激しいフィジカルコンタクトを苦にしない肉体を備えテイル。20歳のDFは降格濃厚となったチェゼーナと今季限りで退団し、一旦ジェノアへ復帰する。そこで新たな守備の柱を確立したいミランが完全移籍での獲得に乗り出した形だ。
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