ナポリが復帰を希望するGKホセ・マヌエル・レイナ【写真:Getty Images】
イタリアのナポリは、バイエルン・ミュンヘンのGKホセ・マヌエル・レイナの復帰を希望しているようだ。現地時間6日のイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
2005年からリバプールに在籍していたレイナは、2013年からナポリにレンタル移籍。ナポリ側から完全移籍のオプションを行使されず、リバプールへと戻った。しかし、元々クラブに不満を抱いていたとされる同選手は、直後にバイエルンに完全移籍をしている。
同紙によれば、ナポリ側は3年契約で200万ユーロ(約2億8000万円)の年俸を用意しており、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長も復帰を望んでいるという。
バイエルンに移籍したレイナだが、正GKがマヌエル・ノイアーだけに、出場機会がほとんど得られておらず、ここまでリーグ戦2試合にしか出場していない。
しかしながら、レイナは2017年までバイエルンとの契約があり、移籍金を支払わなければ獲得できず、ナポリにとって高額となっている様子。
またレイナ自身も以前「マヌエル(・ノイアー)よりも出場機会を得ることは明らかに難しいことだった。私は彼がナンバー1(正GK)と言うことを受け入れなければいけない」と、控えGKである状況を受け入れる発言をしている。
GKとして初めてヨーロッパ主要4大リーグ全てでプレーしたレイナだが、恩師ラファエル・ベニテス監督の去就次第で大きく動く可能性があると同紙は見ているようだ。
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