柏はアウェイのビン・ズオン戦で敗れるも首位で決勝Tへ挑む【写真:Getty Images】
【ビン・ズオン 1-0 柏 ACLグループステージ 第6節】
柏レイソルはACL最終節、アウェイでベトナムのビン・ズオンと対戦した。すでに3勝2分でGS首位通過を決めている柏に対し、ビン・ズオンは1分4敗と敗退が決定しており、両チームにとっては消化試合となってしまった。
柏は大谷、武富らが招集外、菅野、工藤らがベンチスタートとなり、小林祐介や中山雄太、大島康樹ら若手選手が先発となるなど大幅にメンバーを入れ替えて臨んだ。
最初にチャンスを迎えたのは柏。14分に大島がPA内からシュートを狙うもゴールマウスを捉えられない。ビン・ズオンは15分、DFラインを抜け出したオセニがシュートを狙うも中山がカットし、難を凌ぐ。
39分にはPA外でボールを受けた大津祐樹が左足でミドルシュートを狙うが惜しくも枠を外れる。44分、右サイドを突破した中川から最後は大津が詰めるがこれも相手GKがセーブ。前半はスコアレスで折り返す。
ACL初勝利を狙うビン・ズオンは56分、PA内のこぼれ球から最後は元札幌のレ・コン・ビンが放ったシュートはGK稲田康志を破り、先制する。反撃に出る柏は67分、大島のシュートがクロスバーをヒット。
最後まで同点を狙う柏だが、ホームで5-1で一蹴したビン・ズオンからゴールを奪うことはできず。
柏は決勝トーナメント1回戦で浦和レッズに2勝した水原三星との対戦が決まっている。「柏から世界へ」を合言葉にする柏は、2013年のベスト4を超える結果を残すことができるだろうか。
【得点者】
56分 1-0 レ・コン・ビン(ビン・ズオン)
【了】