リバプールに所属するFWランバート【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのチェルシーが、夏の移籍で国内ライバルからストライカーを引き抜く可能性が浮上している。
英紙『デイリー・ミラー』によると、王者となったチェルシーは、リバプールのリッキー・ランバートをベテランのディディエ・ドログバの後任として考えているという。
ランバートは昨夏にアンフィールドへ移籍したものの、ダニエル・スタリッジが負傷で長期間離脱し、マリオ・バロテッリが見合う働きを見せられなかったにもかかわらず、ブレンダン・ロジャース監督の下で出場機会に恵まれなかった。
33歳のイングランド代表FWは、今季レッズで3得点しか挙げていない。先発出場は11試合のみ。途中出場が22試合だ。1月にアストン・ヴィラに移籍する可能性があったが、同選手はアンフィールドに残ることを決断した。
一方、37歳のドログバは、ジエゴ・コスタ、ロイク・レミに続く3番手として7得点を記録し、ジョゼ・モウリーニョ監督が率いるチェルシーで2009-2010シーズン以来5季ぶり5度目の優勝に貢献したが、スタンフォード・ブリッジに残るかどうかはまだ不透明なままだ。
なお、『デイリー・メール』は、2011年にレアル・マドリーにローン移籍し、モウリーニョ監督を感銘させたエマヌエル・アデバヨールも、チェルシーの獲得候補だと考えている。
チェルシーがドログバをもう1年とどめるのか、それとも代役を探すのか、夏のマーケットから目が離せない。
【了】
(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。