相手選手をかわすMFビダル(右)【写真:Getty Images】
欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグが5日に行われ、ユベントスはホームでレアル・マドリーと対戦した。
ユベントスは、FWアルバロ・モラタとFWカルロス・テベスのゴールで前回覇者を2-1で下し、2002-03シーズン以来12季ぶりのファイナル進出に近づく勝利を収めた。伊メディア『スカイ・スポーツ』ではMFアルトゥーロ・ビダルが13日に行われる2ndレグに向けて意気込みを語っている。
「我々は非常に強い相手に対して素晴らしいゲームをした。1stレグはうまくいったが、まだ次の90分がある。2ndレグでも今日と同じレベルのプレーを見せなければならない」
ユベントスはホームで貴重な白星を手にしたものの、FWクリスティアーノ・ロナウドにアウェイゴールを奪われた。しかし、27歳のチリ代表はイタリア王者としての自信がみなぎっている。
「来週は(サンチャゴ・)ベルナベウでの試合だね。我々は敵地でも自分たちのフットボールをする。今はクラブ悲願のCL制覇に向けてチームが一体となっている。今日の勝利によってベルリン(決勝の開催地)にまた一歩近づくことができた」
ユベントスは先週末の試合でスクデット4連覇を達成し、コッパ・イタリアでも決勝に進んでいるため、クラブ史上初となる3冠獲得の可能性を残している。
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