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ドイツ代表指揮官も心待ちにするバルサ対バイエルン。帰郷を果たすペップが選ぶ布陣は?

text by 本田千尋 photo by Getty Images

互いを熟知する盟友エンリケとの対戦

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この大一番をドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督も心待ちにしている【写真:Getty Images】

 ディフェンス面で多少のリスクを抱えることにはなるが、その場合アロンソ、ラーム、チアゴに、シュバインシュタイガー、もしくは2日のレバークーゼン戦で復帰したマルティネスが加わり、イニエスタ、ラキティッチ、ブスケツの中盤に対して数的優位を作りやすくなる。

 それともバルサと盟友エンリケを熟知するペップは、何か特別なことを用意しているだろうか。キッカー紙は「アルバとアウベスの両サイドバックが極端に攻撃的で、相手に対して後方にスペースを明け渡すこと」をバルサの弱点と見ているが、果たして。

 ビルト紙に対して、バイエルンのスポーツ・ディレクター、ザマー氏は次のようにコメントを残した。

「我々はバイエルンだ。我々は2度、限界まで突き進まなければならない」

 またマルティネスは言う。

「僕たちは死ぬまで闘うつもりだ」

レーブは心待ちにしている。

「私は2つのファンタスティックなフットボール・チーム同士の対戦が楽しみだよ」

 そしてバルサとの対戦を誰よりも楽しみにしているのは、他ならぬペップかもしれない。

【了】

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