ドイツメディアも警戒するバルサの3トップ
3冠の夢は散った。既にブンデスリーガで優勝を決めているバイエルンだが、4月28日のDFBポカール(ドイツカップ)準決勝ではPK戦の末にドルトムントに屈した。
しかしチャンピオンズリーグはまだ終わっていない。6日にペップ・バイエルンは、CLの準決勝1stレグをアウェイでFCバルセロナと戦う。2冠への道は残されている。
4日付のキッカー紙は表紙に「彼は自分自身と向かい合う」と見出しを付けた。イニエスタとメッシ、そしてグアルディオラの写真を飾る。
同紙は「大きな情動:グアルディオラは彼のバルセロナと邂逅する」と記している。5日付の独大衆紙ビルトにはドイツ代表監督レーブが「彼(グアルディオラ)にとって、とてもエモーショナルな試合になるだろう。バルセロナで選手としてプレーし、監督として傑出した成果を挙げた」とコメントを残した。
ドイツメディアは今回の一戦を、ペップの帰郷として捉えている。
そしてドイツメディアが最も警戒しているのは、ネイマール、スアレス、メッシの3トップだ。公式戦108試合で、それぞれ33、24、51のゴールという数字を引き合いに出しながら、キッカー紙は「世界のフットボールで最も優れたアタッカー・トリオ」と記している。ビルト紙は8-0で勝利した2日のコルドバ戦を報じて「夢のトリオ」と形容した。
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