ユベントスに所属するFWモラタ【写真:Getty Images】
欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグが5日に行われ、ユベントスはホームでレアル・マドリーと対戦した。
週末のリーグ戦でスクデット4連覇を決めたイタリア王者は9分、エリア右からFWカルロス・テベスが放ったシュートのこぼれ球をFWアルバロ・モラタが押し込んで先制点を奪う。前半のうちに追いつかれてしまうものの、58分にテベスがPKを獲得し決勝点を挙げ、最後までマドリーの猛攻を守り切ったユーベが前回王者を2-1で退けた。
伊メディア『スカイ・スポーツ』で試合後のインタビューに答えたモラタは「私が得点したことがではなく、チームが勝利したことが素晴らしい。まだ2ndレグが残っている。我々の仕事はまだ終わっていない。完璧なパフォーマンスをする必要がある。私の見解ではマドリーは世界で最も強力なメンバーを揃えている」と、あくまで2試合の結果が重要であることを強調。
また、昨季まで所属した古巣からのゴールについては「マドリーには友人も多くいる。しかし、これはフットボールの試合だ。相手選手とは誰とも話さなかった。スペインに戻った時に一緒に食事をするよ。ユーベに来たからには少なくとも準決勝に進出しなければならないと考えていた。我々はそのステージで戦っている。このまま勝ち進んでいきたい」と話し、得点直後にセレブレーションは行わなかったものの、現在の所属クラブで欧州のトップを目指す考えであることを吐露した。
モラタの活躍で先勝したユベントスは、13日にマドリーの本拠地サンチャゴ・ベルナベウで2ndレグを戦う。
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