残留を望まれているMFヘンリク・ムヒタリアン【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントの来季就任が内定しているトーマス・トゥヘル氏は、MFヘンリク・ムヒタリアンの残留を強く望んでるようだ。現地時間6日のドイツ紙『ビルド+』が報じている。
同紙によれば、ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)とトゥヘル氏は来季について密に連絡を取り合っており、その中でムヒタリアンの残留を強く希望したようだ。
今季で在籍2シーズン目となるムヒタリアンは、2017年までドルトムントと契約を結んでいる。加入した昨季はリーグ31試合で9得点の活躍を見せたが、今季は負傷などもあり25試合で2得点。前半戦のチームが不調だった原因の1人として挙げられるほどだ。
同選手にはユベントスや、パリ・サンジェルマン等が獲得に興味を示していると言われており、代理人もユベントス移籍の可能性を否定していなかった。
しかし、ムヒタリアンは同紙に対し、「有効な契約が結んでいる。それが将来を示すことになるだろう」と、残留の方向で考えているようだ。
トゥヘル次期監督が残留を望んでいるだけに、おそらく主力として起用する考えでいると予想される。新監督の下、背番号「10」が再び復活することが期待される。
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