土居聖真【写真:Getty Images】
アジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ最終節が5日に行われ、鹿島アントラーズは決勝トーナメント進出をかけてFCソウルと対戦した。
8分に赤崎秀平のゴールで先制した鹿島だったが、後半アディショナルタイムに逆転を許して2-3で敗れ、グループステージ敗退が決まった。
試合後、土居聖真がメディアの取材に応じ、悔しい心境を語っている。
「これが全てだったんだと思います」
そう切り出した土居は、「今日だけじゃなく、ACLやJリーグも含めてセットプレーでの失点が多かったのが目についてしまう。全員に責任がある」と、コーナーキックから2点奪われたチームの弱さを指摘した。
「内容がどうであれ、結果がすべて」と語る土居だが、この敗戦には意味があると強調する。
「グループステージ敗退をただの負けにしてはいけないと思うし、全員の今後のサッカー人生の中で生かさなきゃいけない。これを感じられない選手はサッカーをやる資格がないと思う」
厳しい言葉でチームの奮起を促し、最後には「言葉ではなくプレーで示さなくてはいけない」とACL敗退からの再起を誓った。
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