バルセロナに所属するFWメッシ【写真:Getty Images】
バルセロナのFWリオネル・メッシは5日、2年ぶりに試合前日の記者会見に出席し、6日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝・1stレグのバイエルン戦について言及した。
バルサは2013年、バイエルン相手に合計スコア7-0で完敗したがメッシは「以前の様な敗退の仕方は気に入らなかったけど、長い年月が過ぎたしお互いのチームも違うから2013年とは異なる試合になるだろう」と語った。
グアルディオラ監督と再会するメッシは、同監督との関係について「一度FIFAの授賞式で遇ったけどそれ以降コンタクトは無い。良い関係を保っていたけど話したりはしていない」と、プロとしてのみの関係だったと明かした。
「僕は今もなお学び続けようとしているけどグアルディオラ監督が率いていた時期は、選手としてめちゃくちゃ成長した」
準決勝のプレッシャーについて訊かれた際「今更どのチームもプレッシャーなんて感じていない。バルサとバイエルンは自身の偉大さによって全てに勝つことが義務付けられている。プレッシャーではなく義務だ」と述べた。
バイエルンはFWロッベンやFWリベリなどキーマンが負傷しているが「2013年に我々に負傷者がいた時も言い訳はできなかったと同じように、バイエルンにとって言い訳になるとは思わない」と付け加えた。
メッシと共に最前線を構成しているL・スアレスとネイマールは、クラブ史上最多得点トリオだが「(今までプレーした中で)どれが最高のトリオかは分からない。幸運なことに最高のプレーヤーとプレーできた。昔と今の仲間とも楽しんでいる」と、以前と現在のチームメイトを称えた。
なおピッチでのポジションに関しては「監督は我々3人に我々が動きたいところで動けるように完全な自由を与えてくれたけど、試合の内容にもよる」と、3人共束縛されず自由にプレーしていることを強調した。
また、L・エンリケ監督との関係に関しては「前にもう説明したけど問題は一切無かったし今日においてチームメイトとの関係は良好だ」と、不仲説を否定した。
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