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カシージャス、監督を絶賛「マドリディスタの笑顔を取り戻した」

text by 編集部 photo by Getty Images

カシージャス、監督を絶賛「マドリディスタの笑顔を取り戻した」
カルロ・アンチェロッティ監督を絶賛するイケル・カシージャス【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーのGKイケル・カシージャスは6日にユベントスと対戦するチャンピオンズリーグ(CL)準決勝戦について言及すると同時に今一度アンチェロッティ監督を称えた。4日、伊紙『ガゼッタ・デっロ・スポルト』が報じている。

 ユベントス戦についてカシージャスは「ユーベとの対戦はクラシック、とても魅力的な試合だ。各自違うプレースタイルを持ち合わせており、困難な試合になるだろう。トリノからは良い結果を手にできるよう願うよ」と語った。

 この試合では、強靭な守備でマドリーを手こずらせたアトレティコ・マドリーと近い試合内容になると予想されている。これについて聞かれたカシージャスは「似ることは無いと思う。ユーベはCL戦やビッグマッチでは勝ちに行くからね」と、同チームの攻撃性を指すも「準決勝だから駆け引きは絶対にある。ゴールは少なく緊張感溢れる試合になるだろう」と、現実的な姿勢を示した。

 去就が不明確であるにもかかわらず、アンチェロッティ監督については「12年間求めていた念願のデシマ(CL10杯目)優勝に導き、マドリディスタの笑顔を取り戻した。誰も達成したことがなかった4タイトルを制覇した2014年は、マドリーにとってマジカルだった」と絶賛した。

 なおマドリーの下部組織で育ち、今季ユベントスに加入したFWアルバロ・モラタに関しては「スペイン代表の将来のフォワードだけど、今も凄いよ。両足使えることができ、スピード、ドリブル、ヘディング能力もあるから全てを備えている」と、同選手の将来性に期待していることを強調した。

 また、ユーベの守護神ジャンルイジ・ブッフォンに関しては「僕の世代、そして次の世代にとっても模範となるキーパー。我々が将来なりたかった人物像を成していた」と、同キーパーへの尊敬を示した。

【了】

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