来季のCL優勝を誓うチェルシーのセスク・ファブレガス【写真:Getty Images】
3日のクリスタルパレス戦を1-0で勝利し、5シーズンぶりのリーグ制覇を遂げたチェルシー。セスク・ファブレガスは次なる目標としてチャンピオンズリーグ(CL)優勝を夢見ている。
昨夏、3000万ポンド(約54億5000万円)でバルセロナから移籍したセスクは、今季のチェルシーで活躍。17アシストをマークし、リーグ優勝に大きく貢献した。
27歳のセスクがプレミアリーグでデビューしたのは、アーセナル時代の2004年。ガナーズで7年プレーしたが、リーグを制覇することはできなかった。
優勝を決めた試合後、セスクは『チェルシーTV』で「プレミアリーグのトロフィーがずっと欲しかった。これが今後たくさん獲得するトロフィーの最初でしかないことを願っているよ」と語った。
「これから多くのトロフィーを獲得できるように願っている。たくさんプレミアリーグやCLで勝てるようにね。できれば来季はファンタスティックなチームをつくり、リーグとCLを争いたい」
「素晴らしい気分だよ。本当に望んでいたものだ。特別な瞬間だよ。特別なトロフィーだ。世界で最も難しいリーグだからね。とても誇りに思う」
タイトルレースでライバルたちを引き離した鍵となる理由について、セスクは今季のチェルシーが見事な一貫性を見せてきたことを挙げている。
セスクは「一貫性が鍵だった。僕らはほかのチームが上回ることを許さず、自分たちのことを疑わせることをしなかったんだ」と振り返った。
また、セスクはスタンフォード・ブリッジに彼を連れてきたジョゼ・モウリーニョ監督を「本物の勝者」と称賛している。
「彼がいかなるプレッシャーにさらされているか、僕には分かる。彼は最高の指揮官だ。彼は結果を残さなければいけない。そしてそれを常にやってきた。
どのチームでも彼は常に結果を残すことができた人なんだ。チームをチャンピオンにするんだよ。本物の勝者だ。本物のプロフェッショナルだよ」
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(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。