負傷により今季絶望の内田篤人【写真:Getty Images】
シャルケの日本代表DF内田篤人は膝の負傷により今季中の復帰が難しいことが判明した。4日、ドイツ紙『キッカー』が報じている。
ブンデスリーガで3戦連続ベンチ外となっている内田。同紙によれば、膝蓋腱に問題を抱える同選手は今季いっぱいの欠場が確定しているようだ。今後、内田は元バイエルン・ミュンヘンのチームドクターであり、ドイツ代表主将のバスティアン・シュバインシュタイガーの担当医でもあるハンス=ヴィルヘルム・ミュラー=ヴォールファールト氏による放射線治療を受ける見込み。
同選手の負傷については、日本代表ドクターとシャルケのドクターの見解の相違が問題となっていた。4月にはシャルケのホルスト・ヘストGMが「状態が良くないにも関わらず、日本代表に選出された」と語っていた。
今回、内田は日本代表ドクターが勧める外科手術ではなく、シャルケ側の手術回避の治療方法を進めていく。この治療では、より膝における後遺症のリスクが低いとみられている。
たびたび代表とクラブの治療方法の相違が問題となっている同選手。果たして無事に負傷を全快することはできるのだろうか。
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