ヘンダーソン(左)と握手をかわすMFジェラード【写真:Getty Images】
リバプールに所属するイングランド代表のMFジョーダン・ヘンダーソンが、2日に行われたプレミアリーグ第35節クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)戦で決勝ゴールを挙げたMFスティーブン・ジェラードを称えている。
今季限りでチームを退団する主将のジェラードは、79分に獲得したPKでキッカーを務めたが、相手GKに止められてしまい、勝ち越しの機会を逸してしまう。しかし、87分にCKから汚名返上の決勝ゴールを決め、観客の期待に見事までに応えて見せた。試合はリバプールがQPRを2-1で下し、チャンピオンズリーグ出場権獲得の望みをつないだ。
英紙『エコー』で、次期主将のヘンダーソンは「典型的なスティービーだったね。PK失敗からすぐに立ち直り、最後まで試合を諦めない姿を示した。本当にファンタスティックだよ。彼がチームを離れることは大きな損失だ。我々のリーダーであり、とてつもない影響力がある。寂しくなるよ」と現主将の存在感の大きさを実感。
クラブのレジェンドを失う反動については「我々は前に進まなければならない。リバプールの選手たちはさらに向上できる可能性を秘めている。来季は良いシーズンを送れるよう一層気を引き締める必要があるんだ。夏には新しい選手も加入するだろう。競争が激しくなるのは大歓迎だ。ここにいる選手が成長すれば、トロフィーやチャンピオンズリーグにも挑戦できる」と話し、新チームに対する期待を膨らませた。
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