今夏の大型補強が噂されるユベントス【写真:Getty Images】
今季チャンピオンズリーグで準決勝進出と躍進をみせているユベントス。セリエAでは4連覇を達成し、その勢いは留まることをしらない。
イタリアでは近年”絶対王者”として君臨し続けた同クラブだったが、欧州での4強入りは少なくない驚きをもたらした。しかし、この躍進で得た資金をもとにユベントスは大型補強を敢行しようとしているようだ。4日、イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じている。
ユベントスは今季のCL躍進で100億円を超える収益を叩きだしたとみられており、噂されているMFポール・ポグバの放出が成立しなくても十分に補強を行える財政状況にある。そのため、かつてないビッグネームの獲得が連日のように報道されている状況だ。
イタリア国内からはパレルモの超新星FWパウロ・ディバラの名が挙げられ、他にもライバルローマからMFラジャ・ナインゴランを引き抜くのではないかともいわれている。
待望の大型センターフォワードについては、イングランドのマンチェスター・ユナイテッドからFWロビン・ファンペルシーとFWラダメル・ファルカオがターゲットに挙がる。さらに中盤には継続して噂されているゼニトのMFアクセル・ヴィツェルに始まり、チェルシーのMFオスカール、パリ・サンジェルマンのMFマルコ・ヴェッラッティと豪華な顔ぶれが並ぶ。
今季は欧州のダークホースとして挑戦を続けるユベントス。大型補強により本命となることはできるのだろうか。
ユベントスのターゲットと噂されている主な選手一覧。
GK:ネト(フィオレンティーナ)
DF:ダニエレ・ルガーニ(エンポリ)、リュカ・ディーニュ(PSG)
MF:ラジャ・ナインゴラン(ローマ)、アクセル・ヴィツェル(ゼニト)、オスカール(チェルシー)、マルコ・ヴェッラッティ(PSG)
FW:ラダメル・ファルカオ(マンU)、エディンソン・カバーニ(PSG)、ロビン・ファンペルシー(マンU)、ゴンサロ・イグアイン(ナポリ)、パウロ・ディバラ(パレルモ)、シモーネ・ザザ(サッスオーロ)
【了】