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香川真司 10年前

香川含む2列目の全選手に付けられた採点「4」。エネルギー、集中力、そして連係を欠く

EL出場権を争うホッフェンハイム戦、ドルトムントは1-1のドローに終えた。独ビルト紙は香川真司、ブワシュチコフスキ、ムヒタリヤンの2列目に低評価となる採点「4」を付けた。

text by 本田千尋 photo by Getty Images

シュメルツァーに最低点「5」、フンメルスに最高点「2」

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香川真司【写真:Getty Images】

「オフサイドによるゴールがドルトムントのホッフェンハイムでの勝ち点を救う」としたのは、2015年5月3日付の独大衆紙ビルト日曜版である。2日に行われたブンデスリーガ第31節、ドルトムントはアウェイでホッフェンハイムと1-1で引き分けた。

 ビルト日曜版は、35分のムヒタリヤンのCKからのフンメルスのヘディングでの同点ゴールのシーンで、オーバメヤンがオフサイドポジションにいたということを大きく取り上げている。

 一方で、ホッフェンハイム戦でのドルトムントを「ミュンヘンでのポカールの試合(28日バイエルン戦)の後でエネルギーと集中力を欠いた」としている。この試合を、ビルト日曜版は「シャルケとブレーメンが勝ったので、ヨーロッパ(リーグ)を争う闘いで両者にとって勝ち点1は少なすぎる」とまとめた。

 ビルト日曜版によるホッフェンハイム戦のドルトムントの先発メンバーの採点は次のとおり。

【GK】ランゲラク「4」、【DF】ドゥルム「4」、ソクラティス「3」、フンメルス「2」、シュメルツァー「5」、【MF】ケール「3」、ギュンドガン「5」、ブワシュチコフスキ「4」、香川真司「4」、ムヒタリヤン「4」、【FW】オーバメヤン「3」。

 香川には「4」とやや低評価である。

 シュメルツァーにチーム最低点の「5」、フンメルスにチーム最高点の「2」の評価が付いたことは想像に難くない。33分のホッフェンハイムの先制ゴールのシーンで、1対1の対応でフォランドに振り切られてしまったことで、シュメルツァーには「5」の評価となったのだろう。ともすれば敗戦に直結する致命的なプレーが、厳しい採点に繋がるのは、仕方のないところである。

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