リバプールに所属するMFジェラード【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第35節が現地2日に行われ、リバプールはホームでクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)と対戦した。
チャンピオンズリーグ出場権争いを繰り広げるリバプールは、1-1で迎えた79分にPKを獲得。今季限りでチームを退団する主将のMFスティーブン・ジェラードがキッカーを務めたが、相手GKに止められてしまい、会場は不穏な空気に。しかし、87分にCKを頭で合わせて汚名返上の勝ち越しゴールを決め、観客の期待に見事までに応えて見せた。試合はリバプールが勝利し、4位マンチェスター・ユナイテッドに勝ち点4差まで迫っている。
英紙『エコー』でジェラードは「選手としてここまで成長させてくれたサポーターに感謝したい。ありがたいことに、失敗をすぐに取り返すことができた。とても嬉しい。アンフィールドで残された試合はあと一つだ。ラストゲームでも得点したいね。だが、重要なのはチームが3ポイントを獲り、全員がハッピーなまま家に帰ることだよ」と喜びを語った。
ジェラードはこの日のゴールでリーグ通算118得点に到達。クラブではケニー・ダルグリッシュ氏とマイケル・オーウェン氏の数字に並び9位タイに浮上。また、クラブ通算では184得点となり、ロビー・ファウラー氏を抜いて歴代5位になった。
尚、ジェラードの本拠地最後の試合は16日のクリスタル・パレス戦となっている。
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