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EL出場圏内浮上を逃したドルト、「日本人は自信がなさそうだった」

text by 編集部 photo by Getty Images

EL出場圏内浮上を逃したドルト、「日本人は自信がなさそうだった」

3戦連発を逃したMF香川真司【写真:Getty Images】

【ホッフェンハイム 1-1 ドルトムント ブンデスリーガ 第31節】

 ドイツ・ブンデスリーガ第31節が現地時間2日に行われ、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはアウェイでホッフェンハイムと対戦して1-1の引き分けに終わっている。

 ミッドウイークに行われたDFBポカール(ドイツカップ)準決勝で王者バイエルン・ミュンヘンと120分+PK戦の死闘を演じたドルトムント。過密日程による疲労の影響からか、前節までの勢いは影を潜め、ドイツ各紙からはチーム全体で低評価となっている。

 香川も例外ではなく、ドイツ紙『ビルト』による採点では下から2番目タイとなる「4.0」の評価となった。

 地元紙『デア・ヴェステン』と『レヴィア・シュポルト』では、同様の評価点とコメントを載せ、前者は「4.5」、後者は「4-」を付けている。チーム最低点のDFエリック・ドゥルム、マルセル・シュメルツァーに次ぐ低い評価となっている。また、「日本人は多くの場面で自信がなさそうに見えた。リスクを冒さず、方向を変えるだけのパスがしばしば目立っていた。ボールが彼を経由した場合は、ほとんどが相手に渡ってしまっている。さらに、47分にはPA内でフリーだったが、シュートは枠をとらえられなかった。前半にも同じようなシーンがあったがオフサイド判定で得点とはなっていない」と、評した。

 『ルール・ナッハリヒテン』でも「4.5」となり、最低点のDFマルセル・シュメルツァーに次いで下から2番目タイ。最高点も「3.0」と、全体的に厳しい評価を与えられている。

 香川については「日本人は試合の流れを変えようと努力していたが、ほとんどのパスがあまりにも不正確だった。また、43分のパスミスが非難されなかったことは幸運だろう。大きなチャンスはハーフタイム明けすぐと、オーバメヤンとのワンツーで相手の4バックをすり抜けたシーンだ。そして、74分に交代となった」と述べた。

※ドイツメディアは「1」が最高点で、「6」が最低点。

【了】

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