【サンプドリア 0-1 ユベントス セリエA 第34節】

　イタリア・セリエA第34節が現地時間の2日行われ、ユベントスはアウェイでサンプドリアと対戦した。

　ユベントスはこの試合で勝利もしくは引き分けでセリエA四連覇が決定する。敗北しても3日に行われるアタランタ対ラツィオでラツィオが勝利しなければ、優勝が決定する。

　両チームのスターティングメンバーは以下。

サンプドア（4-3-1-2）
GK：エミリアーノ・ヴィヴィアーノ
DF：ロレンツォ・デ・シルベストリ、マティアス・シルベストレ、アレッシオ・ロマニョーリ、ジャメル・メスバフ
MF：ペドロ・オビアング、アンジェロ・パロンボ、ルカ・リッツォ
　　 ロベルト・ソリアーノ
FW：ルイス・ムリエル、サミュエル・エトー

ユベントス（4-3-1-2）
GK：ジャンルイジ・ブッフォン
DF：シュテファン・リヒトシュタイナー、アンドレア・バルザーリ、レオナルド・ボヌッチ、シモーネ・パドイン
MF：クラウディオ・マルキージオ、アルトゥーロ・ビダル
　　ロベルト・ペレイラ
FW：フェルナンド・ジョレンテ、カルロス・テベス

　序盤のペースを握るのはサンプドリア。10分にソリアーノ、オビアングと連続してミドルシュートを放つ。これはわずかにゴール右にそれた。

　13分には、フィードからエトーがキエッリーニに競り勝ち抜けだすと、逆サイドのムリエルにパス。しかし、このパスはわずかに合わない。

　それでも先制を奪ったのはユベントス。カウンターから右サイドを突破したリヒトシュタイナーがファーサイドのビダルに素晴らしいクロスを通す。これを高い打点でのヘディングで押し込んだ。

　後半も攻めるのはユベントス。59分にはバイタルエリアからテベスが強烈なシュートを放つも、ここはGKヴィヴィアーノが素晴らしいセーブで防ぐ。

　64分には、サンプドリアがカウンターからチャンスを作る。ビダルのミスからボールを奪うと、前線のベルベッシオにパスが通る。しかし、ボヌッチが素晴らしい戻りからブロックし、シュートは枠の上へそれた。

　チャンピオンズリーグ準決勝レアル・マドリー戦を控えるユベントスは、テベスとペレイラに替えてアルバロ・モラタとジョルジョ・キッリーニを投入。布陣を4-3-1-2から3-5-2に変更する。

　その後も終始安定したプレーをみせたユベントスが1-0で勝利を収めた。

　この結果、4節を残してユベントスのスクデット（リーグ優勝）が決定。マッシミリアーノ・アッレグリ新監督のもとでのセリエA四連覇を成し遂げた。

【得点者】
32分 0-1 ビダル（ユベントス）

【了】