来夏の放出が予想されているマテオ・コバチッチ(左)とエルナネス(右)【写真:Getty Images】
インテルはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の影響で、来夏主力選手を強いられるかもしれない。1日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
昨冬にMFマルセロ・ブロゾビッチ、FWジェルダン・シャキリら大型補強を遂行したインテルだが、FFP違反を理由にUEFAから制裁が下される可能性が継続的に報じられている。今年3月には600万ユーロ(約8億円)の罰金と移籍市場での制限が予想されていた。
これを防ぐため、来夏インテルは主力選手の放出を余儀なくされる可能性がある。同紙によればMFエルナネスとMFマテオ・コバチッチのどちらかを放出するのではないかとみられている。特にコバチッチは今季インテルで不調の上に、バルセロナやアーセナルが関心を寄せている状況だ。
ロベルト・マンチーニ新監督のもと直近で3勝2分と調子を上げてきたインテルだが、来夏の補強戦略に注目が集まっている。
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