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香川真司 10年前

独紙はベンチ予想も…。香川、ムヒタリヤンと同時先発有力。トップ下と左サイドで共存へ

text by 本田千尋 photo by Getty Images

懸念されるコンディションの回復具合

 会見でクロップは、ホッフェンハイム戦のメンバーについて次のように言及した。

「ポカールの試合の後でコンディションの重い選手が何名かいる。何名かは順調に回復している。現時点では何とも言えない」

 ホッフェンハイムと違い、ドルトムントは120分間の試合を終えて中3日という条件で試合に臨む。バイエルン戦で先発した選手のコンディションの回復具合が、ホッフェンハイム戦の先発編成に関わってくる。

 香川がホッフェンハイム戦で先発するかどうかは、クロップの言う「ポカールの試合の後でコンディションの重い選手」の中に含まれているかどうかにかかって来る。

 香川はバイエルンとの「ポカールの試合」で70分間出場した。代わったムヒタリヤンは50分間出場している。バイエルン戦で1アシストとパフォーマンスは良かったので、出場時間の短さを考えてもミキタリヤンは先発となりそうだ。

 また同様のことはブワシュチコフスキにも言えるかもしれない。クーバは83分にカンプルと交代してピッチを退いている。108分に2枚目のイエローカードを貰って退場したカンプルは、結局25分間しかプレーしていない。

 しかし25分という短い時間で2枚のイエローは、クロップに良い印象を残していない可能性がある。

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