懸念されるコンディションの回復具合
会見でクロップは、ホッフェンハイム戦のメンバーについて次のように言及した。
「ポカールの試合の後でコンディションの重い選手が何名かいる。何名かは順調に回復している。現時点では何とも言えない」
ホッフェンハイムと違い、ドルトムントは120分間の試合を終えて中3日という条件で試合に臨む。バイエルン戦で先発した選手のコンディションの回復具合が、ホッフェンハイム戦の先発編成に関わってくる。
香川がホッフェンハイム戦で先発するかどうかは、クロップの言う「ポカールの試合の後でコンディションの重い選手」の中に含まれているかどうかにかかって来る。
香川はバイエルンとの「ポカールの試合」で70分間出場した。代わったムヒタリヤンは50分間出場している。バイエルン戦で1アシストとパフォーマンスは良かったので、出場時間の短さを考えてもミキタリヤンは先発となりそうだ。
また同様のことはブワシュチコフスキにも言えるかもしれない。クーバは83分にカンプルと交代してピッチを退いている。108分に2枚目のイエローカードを貰って退場したカンプルは、結局25分間しかプレーしていない。
しかし25分という短い時間で2枚のイエローは、クロップに良い印象を残していない可能性がある。
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