大きな意味を持つ「6ポイント・ゲーム」
記者会見に臨んだ監督ユルゲン・クロップが言う。
「我々はとてつもない瞬間を体験した。しかし今から我々はホッフェンハイム・モードだ」
2015年4月28日のDFBポカール(ドイツカップ)準決勝、王者バイエルンを相手にドルトムントは120分を戦い抜いて、PK戦の末に決勝進出を決めた。そして5月2日には、ブンデスリーガ第31節をアウェイでホッフェンハイムと戦う。
ホッフェンハイム戦をクロップは「6ポイント・ゲーム」と形容した。現在の順位はドルトムントが勝ち点39の8位、ホッフェンハイムが勝ち点40の7位となっている。
勝てば少なくとも7位の座に滑り込むことができる。しかし負ければヨーロッパリーグ出場圏内の5位シャルケ、6位アウクスブルクとの差が「6ポイント」に広がる可能性もある。
30日付のキッカー紙はバイエルン戦のドルトムントの先発予想を次のとおりとする。布陣は4-2-3-1である。
【GK】バイデンフェラー、【DF】右SBドゥルム、右CBソクラティス、左CBフンメルス、左SBシュメルツァー、【MF】ダブル・ボランチにギュンドアン、ベンダー、2列目は右からブワシュチコフスキ、ロイス、ミキタリヤン、【FW】オーバメヤン。
香川真司はベンチからのスタート予想となっている。
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