残留を強く望まれているMFアンヘル・ディ・マリア【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、MFアンヘル・ディ・マリアの残留を望んでいる。現地時間1日に行われた記者会見で明かしている。
2日に行われるプレミアリーグ第35節、ウェストブロムウィッチ(WBA)戦を前に記者会見を行ったユナイテッド。その会見で、ディ・マリアの去就に関する質問が飛んだ。
それに対しファン・ハール監督は「私はここに残るべきだと思う。今季は決して良いものとは言えなかった。しかし、よくやっている。私は彼のパフォーマンスには満足しているし、問題はない」と、答えた。
ディ・マリアには4500万ポンド(約81億円)でパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍するという噂もでており、その去就は未だ不透明。
しかし、同監督は「我々クラブは、選手の意見をまず聞く必要がある。そして選手に確認する必要がある。それは彼だけでなく契約している全ての選手に、だ。すべての選手とお互い将来について話し合いをする」と、ディ・マリアだけではなくすべての選手と対話し、将来を決める方針だと明かした。
ディ・マリアは今季レアル・マドリーから加入し、リーグ25試合に出場して3得点と確かに満足できる結果は残せていない。
それでも、ファン・ハール監督は「我々には哲学があり、それにすぐに順応するのは難しい」と擁護。また、「それだけが主な要因とは言い切れない」と、パフォーマンスのみで判断することはないと話し「役割は十分果たしているし、次のシーズンではもっと活躍できると思う」と、ディ・マリアの今後の活躍を期待している。
さらに「彼には素晴らしいシーズンが待ってる。私はそう信じている」と、残留を希望している。
【了】