バルセロナが関心を認めたMFポール・ポグバ【写真:Getty Images】
バルセロナのアリエド・ブライダSD(スポーツディレクター)は、現地時間1日のイタリア紙『トゥットスポルト』で、ユベントスのMFポール・ポグバに関心を持っていることを認めている。
ブライダSDは「我々は彼が非常に好きだ」とポグバへの興味を認め、ユベントスのジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネージャー)と会談を持っていたことを明かした。
さらにブライダSDは。その場は非公式ながら、「マロッタは良い友人だ。いろいろなことを話している。もちろん、ポグバについてもだ」とポグバの移籍についても話した様子。
ただし「それを言う必要などない。すべてのビッグクラブがポグバのような素晴らしい選手のことを好きだからね」と、関心は示しているものの、マロッタGMとの会話については、明かす必要はないと述べた。
ポグバについては「彼はまだ非常に若いが、すでに高いレベルでやれることを示している。我々バルセロナにとって、とても重要で興味深いオペレーションだ」と、絶賛している。
しかし、バルセロナはFIFAからの制裁により、2016年まで選手の獲得は禁じられている。同SDは「我々の状況は複雑だ。いくつかのオプションがあり、2016年での合意というのはそのうちの一つだ。ただし、ルイス・エンリケとほかのスタッフたちが獲得を望んでいるかどうかだ。私はクラブからのゴーサインを待っている。今はしっかりと準備しておくだけだね」と語り、制裁が解けた場合にすぐ動ける準備をしておくつもりだ。
2019年までユベントスと契約を結ぶポグバだが、興味を示しているのはバルセロナだけではない。母国フランスのパリ・サンジェルマンなど多数のクラブが興味を示しており、この夏の移籍も噂されている。
今夏はまだ選手獲得のできないバルセロナは獲得レースで不利な状況にある。
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