姉妹でタイトルを争う大儀見、永里【写真:Getty Images】
DFBポカール(ドイツカップ)女子決勝が現地時間の1日(日本時間1日24:15)に、ケルンで開催される。
決勝に進んだのはFW永里亜紗乃の所属するトゥルビネ・ポツダムとFW大儀見優季の所属するヴォルフスブルク・フラウエン。
姉妹対決の決勝となり、ドイツでも話題となっている。ドイツサッカー協会(DFB)は同試合を前に対談を行い、その模様を公式サイトに掲載した。
決勝を迎えるに当たり大儀見は「すごく楽しみしている。2年前はポツダムの一員として試合に出たけど、素晴らしかった。相手がヴォルフスブルクFで、今回はその逆だからへんな感じ」と明かした。
妹の永里は「私にとって初めての決勝。重要なタイトルを獲得できるチャンス。そのために全てを出し尽くす。夢の1つ」と、コメントしている。さらに、姉との対戦を奇妙だとしながら「彼女は90分間ヴォルフスブルクFの選手。得点力の高い危険な選手。見失ってはいけない」と、姉ではなく、相手の要注意選手として警戒している。
また、カナダW杯に向けてメンバー発表前に永里は「タイトルを守ることが、重要な使命になる。(もし選ばれたら)、私にとって初めてW杯なのですごく興奮しています」と、意気込みを語っていた。
1日発表されたカナダW杯のなでしこジャパンのメンバーには姉妹で共に選出。なでしこジャパンのチームメイト、そして姉妹としてW杯連覇を目指す二人だが、その前に敵同士として、タイトルをかけた大一番に臨む。
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