佐々木則夫監督【写真:Getty Images】
日本サッカー協会は1日、カナダで行われる女子W杯に臨むなでしこジャパン23名のメンバーを発表した。
連覇を狙う大会となるが、その道のりは平坦ではないだろう。アルガルベカップでもそうだったが、強豪と言われていないチームも力をつけている。
勢いを生み出す意味でも初戦は重要な意味を持つ。本戦前の準備期間でどのような調整をしていくのか気になるところだが、佐々木則夫監督は「国内キャンプではしっかり上げていきたい」と話す。
国内での親善試合が2つ組まれている。指揮官は「ニュージーランドは非常にいいチームで、スイスと少し似ている」と、大会初戦の相手を意識した。
そして「とにかく第1戦のスイス戦にいいコンディションを持っていくというのを考えて準備をしていきたい」と、この試合に照準を合わせていく考えを示した。
例えば男子に目を向けても、2014年のブラジルW杯でザックジャパンは初戦のコートジボワール戦を落とし、勢いを掴み損ねている。第1戦でどのような結果を残すかは、大会のその後に影響してくるはず。だからこそ、まずはスイスとの初戦。ここは絶対に落としてはいけない。
【了】