来季のCL出場の可能性がある10人の日本人
いよいよ佳境を迎えてきた欧州各国リーグ戦。すでにドイツ・ブンデスリーガではバイエルン・ミュンヘンが3連覇を、オランダ・エールディヴィジではPSVが7年ぶりとなるリーグ優勝を決定させているが、その他のリーグでは優勝、残留、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いなどを繰り広げている。
ブンデスリーガでは内田篤人の所属するシャルケが前節のリーグ戦の敗北によりCL出場権を失ったことで、同リーグに所属する日本人選手のCL出場が絶たれてしまったが、その他のリーグからは日本人選手にCL出場の可能性がある。その中から10人の選手を紹介しよう。
▽田中順也/スポルティング・リスボン
ポルトガル・スーペルリーガでは現在ベンフィカ(勝ち点75)とポルト(72)が優勝を争っており、勝ち点66で3位のスポルティングは蚊帳の外にいる。しかし、CL出場圏外の4位ブラガ(54)とは勝ち点差が大きく離れており、スポルティングは3位をほぼ確定させている。田中は来季のCLをプレーオフから戦うことになる。
▽柿谷曜一朗/バーゼル
バーゼルは6試合を残し、勝ち点67でスイス・スーパーリーグの首位に立っている。勝ち点56で久保裕也の所属する2位ヤング・ボーイズが続いているものの、6シーズン連続となるリーグ優勝が大きく近づいている。バーゼルは今季のCLグループステージでリバプールを押しのけて決勝トーナメントへと進出したが、来季はレギュレーションが変わり、国内王者予選3回戦からスタートすることになる。
▽久保裕也/ヤング・ボーイズ
上記の通り、柿谷が所属する首位バーゼルとの勝ち点差は大きく離れているが、同国リーグでは2位チームにも国内上位チーム予選3回戦からの出場権が与えられる。3位トゥーンとの勝ち点差は10となっており、自身初となる欧州最高峰の舞台が近づいてきている。