ヘタフェ戦で見事な”パネンカ”を決めたリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
ループシュートで蹴るPKの蹴り方、別名“パネンカ”。この卓越したテクニックを生み出したアントニーン・パネンカ氏は29日、スペインラジオ『Rac1』にヘタフェ戦でバルセロナのFWリオネル・メッシが決めたパネンカPKについて言及した。
「彼の蹴り方は今まで見た中で最高だ。とても強くもなく、真ん中を狙い、的確な浮き球だった。技術的には素晴らしく、このゴールは彼のクオリティーの証拠の一つである」
現役時代のパネンカは1976年、西ドイツ代表と対戦したEURO杯決勝戦のPK戦で自身が編み出した独自のシュートでネットを揺らした。このゴールでチェコスロバキア代表を優勝へと導いている。
後にジダンやピルロ等、様々なビッグプレーヤーが真似したものの、意外にもバルサで400ゴール以上決めてきたメッシにとっては今回のPKが初めてのパネンカとなった。
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