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ロンドン名門クラブが11歳の逸材を巡って争奪戦。お気に入りのチームは…

text by 編集部

ロンドン名門クラブが11歳の逸材を巡って争奪戦。お気に入りのチームは…
ルートン・タウン・ユースのチャーリー・パティーノ(写真:英紙『デイリー・メール』より)

 イングランド・プレミアリーグのビッグクラブが、ルートン・タウン(4部)の下部組織に所属するMFチャーリー・パティーノの獲得を巡って火花を散らしている。

 英紙『デイリー・メール』によれば、パティーノはスペインにルーツをもつ父のもとでリーガエスパニョーラを観て育ち、幼少期から足元の技術を伸ばしてきたことで、イングランドの同年代選手にはない突出したテクニックを身につけているという。現在は、アーセナルのMFジャック・ウィルシャーが9歳までプレーしたルートンのユースに所属している。

 噂を聞きつけて獲得に乗り出しているのは、アーセナル、チェルシー、トッテナムというロンドンの名門クラブばかりで、移籍金は1万ポンド(約185万円)が必要になると報じられている。尚、3つのクラブの施設見学を終えているパディーノの両親は、今シーズン終了までにその行き先を決断する見通しだ。

 チャーリーの父であるジュリオは「息子はスペインサッカーをただ観ているのではなく、しっかりと分析している。どうしてそのプレーを選択したのかを考えているんだ。お気に入りはバルセロナだね。

 彼のために一番良い選択をしたいと思う。プロサッカー選手になることを望んでいるなら、一番チャンスがあるクラブに行かせたい。チャーリーはたった11歳だが、自分の身に何が起きているかは理解している。たとえ将来が保証されていなくとも、ビッグクラブでトレーニングを積むことが大きなチャンスであると悟っているようだ」と期待を寄せていた。

 イングランドで話題の逸材は、果たしてどのクラブに向かうのだろうか。

【了】

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