マンチェスター・ユナイテッド移籍が噂されるPSGのFWエディンソン・カバーニ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)は、マンチェスター・ユナイテッドが夏にエディンソン・カバーニの獲得を目指すなら、ビッグオファーが必要だと明かした。5000万ユーロ(約65億2000万円)のオファーでも検討の余地はないという。
ルイス・ファン・ハール監督が攻撃陣の補強を目指しており、ウルグアイ代表ストライカーは夏にオールド・トラフォードへ移籍すると噂されている。
モナコからレンタル移籍中のラダメル・ファルカオが活躍できない中で、ユナイテッドはこの夏、新たな戦力を加えるとみられる。ファン・ハール監督が関心を抱く一人がPSVの若手FWメンフィス・デパイだと言われているが、より経験豊富な選手を狙う選択肢もあるようだ。そして最も噂されているのがカバーニである。
だがPSGは、今季クラブと代表で45試合に出場して20得点を挙げている28歳のカバーニを引き止めたいと望んでいることを明かした。
PSGのナセル・アル・ケライフィ会長は『パリジャン』で、「カバーニと今後について話してはいない。彼はまだ若い選手で、PSGの未来だ」と語った。
同会長は「ユナイテッドから5000万ユーロのオファー? その金額では見向きもしないね。エディンソンにはもう少し自信が必要だ。だが、前回のリール戦では2得点を挙げるなど、その才能を再び示している」とカバーニの才能を高く評価している。
また、PSGはズラタン・イブラヒモビッチも夏にパルク・デ・プランスを去ると噂されている。だが、アル・ケライフィ会長はスウェーデン代表の同選手も残ると強調した。
「イブラヒモビッチは来季もPSGにいる。それに疑いはない。2016年以降に彼が何を望むかは分からない。だが、いつかは話し合うよ。私は、彼に見合う役割でPSGに残ってほしいと思っている。我々はここにスター選手をとどめたいんだ」
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(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。