敵地で快勝したクラブ・アメリカが優勝【写真:Getty Images】
【モントリオール・インパクト 2-4 クラプ・アメリカ CCL決勝2ndレグ】
CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)チャンピオンズリーグ決勝2ndレグが30日に行われ、カナダのモントリオール・インパクトはホームでメキシコのクラブ・アメリカと対戦した。
23日にクラブ・アメリカのホームで開催された1stレグでは、1-1の引き分けに終わった両チーム。
モントリオール・インパクトは8分、FWアンドレス・ロメロのゴールで幸先の良いスタートを切り、1-0とリードして前半を折り返した。
しかし、後半に入ると、一転してクラブ・アメリカのペースに。50分、MFオスバルト・マルティネスが絶妙なクロスを送ると、FWダリオ・ベネデットが右足ボレーで合わせゴール左に叩き込み、同点とする。
64分には、FWオリベ・ペラルタのヘディングシュートで逆転に成功。貴重なアウェイゴールを2つ決め、優位に試合を進める。すると、その2分後には左サイドからのクロスをベネデットが右足を伸ばしながら押し込み、試合を決定付ける3点目。
81分にはエリア内でパスを受けたベネデットが巧みなターンで相手DFをかわし、左足で豪快にネットを揺らした。ベネデットはこれでハットトリックを達成。
モントリオール・インパクトは89分にゴール前のパスワークからFWジャック・マクイナーニーが一矢報いるも時すでに遅し。試合はクラブ・アメリカが4-2で勝利し、2006年以来9季ぶり6度目の優勝を決めた。
この結果によって、クラブ・アメリカは12月に日本で行われるクラブ・ワールドカップに出場することが決定。モントリオール・インパクトはMLS(メジャーリーグサッカー)勢初のCCL制覇とはならなかった。
【得点者】
8分 1-0 ロメロ(モントリオール・インパクト)
50分 1-1 ベネデット(クラブ・アメリカ)
64分 2-1 ペラルタ(クラブ・アメリカ)
66分 3-1 ベネデット(クラブ・アメリカ)
81分 4-1 ベネデット(クラブ・アメリカ)
89分 4-2 マクイナーニー(モントリオール・インパクト)
【了】