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レアル監督、バルサの躓きに頼らず「残り4試合に勝つことだけ」

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル監督、バルサの躓きに頼らず「残り4試合に勝つことだけ」
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】

 リーガエスパニョーラの第34節が現地時間29日に行われ、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでアルメリアと対戦して3-0で勝利を収めた。

 アンチェロッティ監督は試合後、記者会見で同試合について「ここ1週間は激しかったから息継ぎをするため、クオリティーとインテンシティーもあまり示さずプレーした」と話し、チームの輝かしくない試合内容に理解を示した。

 一方、先制弾を決めたMFハメス・ロドリゲスについては「全ての技術とクオリティーを証明し続けている。とても良くやっている」と絶賛した。

 この先はチャンピオンズリーグ(CL)準決勝のユベントス戦が待ち受けるも、2日に臨むセビージャ戦に向けては「ローテーションはしない。最高の選手達を起用する。ベイルは明日練習に復帰するし、ベンゼマはトリノへ向かう」と、負傷者が順調に回復している知らせを告げた。

 リーガ優勝はバルサが最低でも引き分けることが必要になるが「私が確信しているのはバルサが勝ち点2を逃すことではなく、我々が残りの4試合に勝つことだけ」と述べた。

 最終的にリーガ制覇を達成できた場合、4ヶ国のリーグ制覇を達成したことになる。それがモチベーションとなるかという質問に対しては「個人的な野心は無い、私のトロフィーショーケースは既に一杯だ。クラブと選手、そしてサポーターの為に勝ちたい」と語った。

 なおC・ロナウドは2試合続けて無得点だが「彼の調子はとても良い。疲れていないし今日ゴールは決められなかったけど良い仕事をした」と、同選手の試合内容に満足感を示し「今季これ以上点を決めなくても関係ない。彼には満足している」と擁護した。

 また、マドリーのBチームに属しているノルウェーの神童MFマルティン・ウーデゴーは、初招集したものの起用しなかったことに対しては「まだとても若いし、デビューするまでの時間はたっぷりある」と、落ち着きを求めた。

【了】

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