リバプールに所属するFWバロテッリ【写真:Getty Images】
リバプールに所属するイタリア代表のFWマリオ・バロテッリが、今シーズンも周囲の期待に応えられずにいる。
28日に行なわれたプレミアリーグ第34節のハル・シティ戦で2試合連続の先発出場を果たしたバロテッリ。しかし、途中交代するまでの65分間で決定的な仕事はできず、チームも0-1で呆気なく敗戦した。
英紙『デイリー・メール』では、バロテッリの今季のパフォーマンスにどれほどコストがかかっているかを特集している。まず、リバプールが同選手にかけた移籍金1600万ポンドに、36週分の給与である324万ポンド(週給は9万ポンド)を足した1924万ポンド(約35億6000万円)をベースにする。
リーグ戦に出場したのは16試合で、得点は2月に行われたトッテナム戦でのゴールだけである。そのため、リバプールが1点にかけた金額は1924万ポンドということになるようだ。
枠内シュートは計20本。それだけの価値を査定すると、1本につき96万2000ポンド(約1億7800万円)との数字が出た。241本のパスの価値だけ見ると、1本につき7万9834ポンド(約147万800円)のコストになるという。
リバプールを率いるブレンダン・ロジャース監督は、バロテッリを獲得した際に「これは金額に相当する移籍」と発言し、期待を寄せていた。24歳のストライカーは、残り4試合でその実力を証明することはできるだろうか。
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