マドリードの2クラブのケースはバルサのそれとは違うという【写真:Getty Images】
マドリードサッカー連盟(RFFM)のビセンテ・テンプラド会長は29日、記者会見で未成年移籍の違法性が問われているレアル・マドリーとアトレティコ・マドリーについて言及した。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
マドリーとアトレティコは、バルサの様に選手獲得禁止処分が科される可能性が報じられたが、テンプラド会長は「マドリーとアトレティコのケースはバルセロナのそれとは全く違う」と述べた。
更に同会長は、両クラブが調査されている理由はバルサとは違うと主張するだけでなく「FIFAは半年間、アトレティコの選手34名とマドリーの選手30名近くを調査しているが、処分を受ける理由は無い。全てが合法的に行われた」と、疑惑の対象になっている2チームを擁護した。
「RFFMはスペインサッカー連盟(RFEF)に選手のライセンスを送り、彼等がまたそれをFIFAに送るという手順。3~4年前からRFFMは、RFEFとFIFAが求める全ての条件をクリアする為にライセンスの発行は慎重に行っている」
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