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香川真司 10年前

「全員の気迫と気持ちの勝利」。チーム一丸の勝利を誇る香川。「最後どうしても決勝で優勝したい」

ドイツカップ準決勝、ドルトムントはバイエルンと対戦。PK戦までもつれこむ激戦を制した。トップ下として先発出場した香川真司は、70分に交代となったものの、チーム一丸での勝利を喜んだ。

text by 編集部 photo by Getty Images

「効果的な攻撃が出来ていなかった」

「全員の気迫と気持ちの勝利」。チーム一丸の勝利を誇る香川。「最後どうしても決勝で優勝したい」
攻守に体を張ったが、香川真司は無念の途中交代【写真:Getty Images】

――プレーを振り返って

「そうですね。難しかったし、上手く想像以上に走らされたというか、ハマらなかったというのが特に前半あった。ボールの取りどころがはっきりしなかったから、取った後もやっぱり、なかなか数的優位ではなくて、ちょっと雑になりましたし、苦しかったのは本音ですね。その中で失点してしまったので、苦しかったです」

――前回の対戦ではアロンソだけを見ていれば良かったが

「今日は1対3みたいな、ラームと、ボアテングと、シャビ・アロンソと、そこで上手くどう付けばいいのか難しかったので、そこで上手くタメを作られたし、走らされた感じはありましたし、そこから限定もしにくかったんで。したところでサイドに流れて、そこからまた展開されたり、やっぱ上手かったですね」

――マイボールになってもボアテングと競ることになって大変だった

「そうですね。想像以上にやはりロングボールが多かったですし、プランとしては細かく繋いで、俺がボールを受けて、展開していくと言われていた。それは意識していたんですけど、相手のプレスも厳しかったですし、そういう効果的な攻撃が出来ていなかったと思います」

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