ようやく復帰も再び負傷交代となったMFアリエン・ロッベン【写真:Getty Images】
【バイエルン 1-1(PK 0-2) ドルトムント DFBポカール準決勝】
DFBポカール(ドイツカップ)準決勝のバイエルン・ミュンヘン対ドルトムントが28日に行われた。
先週末ブンデスリーガ3連覇を決めたバイエルンは、チャンピオンズリーグ(CL)でも準決勝に進出しており、DFBポカールも合わせて2年ぶり2度目となる三冠の可能性が残されていたが、PK戦の末敗退。三冠の夢が潰えてしまった。
残されたタイトルはCLのみとなっているが、準決勝を前に更なる試練に陥っている。同試合の68分に3月以来の出場を果たしたMFアリエン・ロッベン。しかしわずか16分後、再び左足を痛め、そのまま交代を余儀なくされている。
3月に腹筋を負傷した際も24分で交代を余儀なくされおり、今回もまた早期での負傷交代となってしまった。
正式な診断結果はまだ出ておらず、初期診断ではふくらはぎに筋損傷の疑いがあるとのこと。
初期診断通りであれば、2日に行われるレバークーゼン戦、さらにCL準決勝1stレグのバルセロナ戦にも影響を及ぼすと見られる。
また、同試合でロッベンと交代したMFチアゴ・アルカンタラも打撲を負っていると、試合後にジュゼップ・グアルディオラ監督が明かしている。
さらに117分に相手GKとの接触で頭部を強打したFWロベルト・レバンドフスキは、脳しんとうにより、試合後病院へと搬送された。
リーグは、すでに優勝を決めているため、選手を休ませることは可能だが、バルセロナ戦を前に再び多くの負傷者を出し、”ホーム”ベルリンの決勝進出へ向けて暗雲が漂っている。
【了】