「プレミア」の文字が掲げられた帽子に喜ぶライアン・フレイザー【写真:Getty Images】
イングランド2部チャンピオンシップ第45節が27日に行われ、AFCボーンマスはボルトンに3-0で勝利した。
これにより2位ボーンマスが1試合を残してクラブ史上初のプレミアリーグ昇格をほぼ確定させている。
というのも、3位ミドルスブラとの勝ち点差は3ポイントだが、得失点差が19あるため、仮に最終節で勝ち点差を詰められても19点を逆転するのはほぼ不可能だからだ。
しかし、これに「待った!」をかけるチームが現れた。ボーンマスが最終節で対戦するチャールトン・アスレティックだ。
クラブ公式ツイッターで「ボーンマスは土曜日に19-0で負けることはないかのように喜んでいる。そのうち分かるさ…」とつぶやいたチャールトンは、週末に奇跡の大勝を実現しようと燃えている…のかもしれない。
一方のボーンマスはこんなことお構いなくお祭り騒ぎだ。選手達はツイッターで喜びを爆発させている。
「やったぜ! 夢が叶った! プレミアリーグだ」(ライアン・フレイザー)
「夢が叶った。僕とチームメイトを信じてくれたすべての人に感謝だ。特に僕の信じられないほど素晴らしい妻と子どもたち、そして家族にね」(マーク・ピュー)
「仲間、スタッフ、そして最も重要なのは全てのファンタスティックなチェリーズ(ボーンマスの愛称)ファン、クラブに関わるすべての人にとって驚くべき夜だ!」(イアン・ハート)
「僕らはやったぞ…土曜日に確定する!」(アルトゥール・ボルツ)
さらにティエリ・アンリ氏は自身のツイッターで「おめでとうボーンマス。君たちがプレーし、歴史を作る瞬間を楽しく見ていたよ! ようこそプレミアリーグへ」と祝福のメッセージを送った。
果たしてチャールトンによる奇跡の大勝と、ミドルスブラの大逆転劇は実現するのか。ボーンマスの選手達は昇格“ほぼ”決定で気が抜けて、足もとをすくわれなければいいのだが…。
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