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アンリ氏が古巣アーセナルに補強を求める「私にとって最高の模範はチェルシー」

text by フットボールブルー photo by Getty Images

アンリ氏が古巣アーセナルに補強を求める「私にとって最高の模範はチェルシー」
古巣アーセナルに補強を求めるティエリ・アンリ氏【写真:Getty Images】

 ティエリ・アンリ氏が古巣アーセナルに、積極的な補強を求めている。同氏は、“ガナーズ”(アーセナルの愛称)がプレミアリーグの優勝を目指すのであれば、アーセン・ヴェンゲル監督は補強が必須であると語った。

 アーセナルは26日のチェルシー戦で0-0と引き分け、首位チェルシーは今季のタイトル獲得にまた一歩近づいている。アーセナルの歴代最多得点記録を持つアンリ氏は、試合後に補強について『スカイ・スポーツ』を通じて言及した。

「アーセナルは4選手を買わなければいけない。彼らには背骨が必要だ。彼らがまたリーグで優勝するためには、ゴールキーパー、センターバック、ディフェンシブハーフ、そして最高のトップクオリティーを持つストライカーが必要だ」

 また、アンリ氏は「私にとって最高の模範はチェルシーだよ。彼らは昨季苦しんだが、今はリーグ優勝を争っている。今の彼らには、(ティボ・)クルトワと(ネマニャ・)マティッチ、セスク(・ファブレガス)、ジエゴ・コスタがいる」と、チェルシーとアーセナルの補強方針を比較している。

「私にとって大事なのはボリュームであり、今日の試合でそれが分かった。それをやらなかったチームとやったチームだ。そしてチェルシーは優勝に向かっている」

 ヴェンゲル監督が夏に補強をすると思うか問われると、アンリ氏は「彼はやらなければいけない」と返答した。

「例えば、バイエルン・ミュンヘン、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドやほかの多くのチームのGKをみてみよう。ああいうタイプの選手が必要なんだ。チーム内の競争が必要なんだよ。偉大な選手たちが必要なのさ。リーグを制覇するためには、なくてはらないことだ」

 アーセナルは残り5試合でチェルシーに勝ち点10差をつけられている。

【了】

(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。

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