強敵ローマへの勝利を喜ぶハビエル・サネッティ副会長【写真:Getty Images】
インテルは25日に行なわれたセリエAで2位ローマに2-1と勝利を収めた。副会長のハビエル・サネッティ氏は強敵への勝利を喜んでいる。27日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
試合終了後、同氏は「ヨーロッパリーグ(EL)に行けることを願おう」と希望を語った。
「我々には未だ多くの試合が必要だ。しかし、ここ2試合のインテルは継続性を見つけている。今シーズンを最高の形で締めくくらなければいけない。僕らが主人公となるための未来のために身を投げだしているところだよ」
「インテルは若いチームで難しい時期を過ごしている。元に戻るためには時間が必要だよ。しかし、ロベルト・マンチーニ監督は野心を持っており、インテルを愛している」
また、サネッティ氏は来夏の去就が注目されているFWマウロ・イカルディについてもポジティブな姿勢を貫いている。同選手はローマ戦でも決勝ゴールを決めた。
「イカルディの契約延長は非常に近いよ。彼は我々にとって重要な選手になるだろう」
インテルとイカルディの契約は2018年6月まで。さらに契約を延長すれば、チェルシーやパリ・サンジェルマンからのメガオファーにも対抗することができる。
ローマ戦での勝利でライバルミランを抜いて9位に浮上したインテル。EL圏内である6位フィオレンティーナとの勝点差を「4」に縮めている。
【了】